青い蝶を探しに

考えたことや思い出したことをつらつら書きます。

私の勘違い

   そもそも、他人の子供なんだから、いくら息子の妻ですと言われたところで、そんなに簡単にうまく行くわけがなく、ましてや私の場合、処世術に欠けるところがあるので、関係を築くのは難しいと思っていた。

   義理の両親に親切にされても、申し訳なくなるばかりで、ギブアンドテイクに欠ける自分を恨めしがったりもした。

 

  だが、そんなことは気にする必要が無かったのだ。

   彼らは彼らの考えに基づきながらも、付かず離れずな距離感で、温かい気持ちで後押ししてくれているだけ、ということに最近気がついた。彼らは、鼻からギブアンドテイク、など望んでいなかったのだ。

   女性らしいソツの無さに欠ける私には本当にありがたい。

   息子の妻、だけでなく、新しくできた娘のように大切に思ってくれる義理の両親に感謝の気持ちでいっぱいだ。

   私には何ができるのしら。

   放任主義だった親からは学べなかったものを彼らから学ぼうと思う。